第一次意思革命
このHPの目的は、第一次産業革命と同じような第一次意思革命を起こし、より高度な社会の足掛かりを作ることを目的にしています。
より高度な社会とは、より無駄が少なく、より冤罪が少なく、人は自分のことと社会のことをバランスよく考え、行動する社会のことです。それを聞くと、そんな望ましい社会などあるものかと思うかもしれませんが、ある力が定義できるだけでそれが可能かもしれませんよ。
それには、何よりもまず、物理の力とは違った意思の力をみんなが認知していく必要があります。みんなの頭の中に、「変化するものには、必ず力が存在する」ことが常識になれば、現実が変化する全てのことに対して、どういう力が働いているのかを各々が考えるようになります。
それが認知できると、次に「現実を変化させる力」の定義が検討され始めます。現実を変化させている、さまざまな意思の力の事例が集められ、どの場合の力が似ているのか、どのような意思の力が働いているのか、その分類が始まります。
事例が集められ、意思の力の種類が分類されていくと、体系化ができます。体系化されていくと、最終的には、様々な産業に応用され、法律の規定ができてくると想定できます。
では、第一次意思革命が起きるとどういうことが起きるのでしょうか?
それには、まず産業革命で何が起っているのかを書いておく必要があります。
ニュートンが万有引力を発見してから、物理の力が体系化され、蒸気機関車の発明に結びつき、第一次産業革命がおきました。
中世から近代へ移行したトリガーが万有引力の発見です。その後、電気の発明で第二次産業革命、エレクトロニクスで第三次産業革命、AIで第四次産業革命と言われているのが現代です。
万有引力の発見により、近代の世界に移行し、進んでいる社会が現代となります。
では、意思の力の発見により、何が起こるのかというと、産業革命と同じような世界の移行が起こると考えています。
近代の世界から、もう違った高度な社会への移行です。
具体的に、どのようになるのかですが、実は正直なところ、私は見えておりません。但し、第四次産業革命と同じような、第何次意思革命が順をおって、現実になっていくのではないかと思っています。
抽象的には、どういう社会になりそうかはイメージできています。近代は、意識よりも物質的な価値(お金)などに重きを置いた社会構造になっています。それに対し、次の社会は、一旦、意識的な価値が物質的な価値よりも重きをおく社会に向かおうとしますが、フィードバックがかかり、最終的には、意識的な価値と物質的な価値のバランスを重視した、意思の力と物理の力をバランスよくあつかう社会になるとイメージしています。