決める力とは
今日は、この世を生きていくのにもっとも大切な力の1つを紹介します。
その力は、「決める力」です。「選択する力」と呼んでも良いと思います。
正確には、「選択し(決定し)、行動に移し、遂行する力」ですね。
では、なぜ、「決める力」が重要なのでしょうか?
「決めること」で、あなたの時間に区切りを迎え、変化するからです。
あなたの現実が変化する決定な力は、決める力です。
反対に、決めれない力は、悩む力に直結します。
「正しく決める力のこと」を「正しい判断力」とも呼ばれますね。
決める力とは、現実を変化させる意思の力そのものです。
では、決めると言うことは、どう言うことなのでしょうか?
見ていきましょう。
決めるということは、自分の可能性を狭めることになります。
例:どこの家に住む。
誰と結婚する。
どんな職業に就く。
どこの家に住むかを決めると、それ以外の町に今、住むという選択肢がなくなります。
誰と結婚するかで、自分の未来の生活が変化すると分かりますね。
同様にどんな仕事につくかによって、他の仕事につくことが今、なくなります。
決めるということは、「可能性が狭まるのでよくないことではないか?」と思うかもしれませんが、この世には、時間というものがあります。一般的に、30代で行った仕事の上に、40代の仕事が積み重ねられます。仮に仕事を決めないということは、もっと先にある仕事ができなくなるということを意味します。
言い換えると、決めることであなたの可能性は狭くなりますが、あなたが社会で貢献する役割が明確になっていき、安定するということです。
ここでの「安定する」という意味は、一般的な「安定する」という言葉の意味とは少し違っており、刻々と変化する時間の中で、「決めていく」ということが、変化する力に対応し、「安定する」という意味で使っております。
上記のエビデンスは、「孔子の教え」からも見てとれます。
「われ十五(15才)にして学(学問)に志(こころざ)し」
「三十(30才)にして立つ」(学問で自立できるようになった)
「四十(40才)にして惑(まよ)わず」(いろいろな迷いがなくなった)
「五十(50才)にして天命を知る」(天が自分に与えた使命を知った)
15歳で、学問を仕事に決める。
30歳で、学問で食べていくことができた。
40歳で、仕事で社会に貢献できることが見えた。
50歳で、社会に対し自分がなすべきことがわかった。
「若い時に学問を仕事に決めた力」が、社会の中で彼の人生を安定させていると見ることができます。
そういうことなのだと、理解してくださると助かります。
では、次に話そうとする「決められない人とはどういう人なのか?」の答えが自然と出ると思います。
「決められない人」は、安定できない人となり、社会で安定できないため、常に悩む人になります。
実は、私はそうでした。
そして、本題に入っていきたいと思います。
「決めることができる人材が増えると、社会はどうなるでしょうか?」
社会の中で、人々は安定し、仕事や子育て、趣味、遊び、文化に貢献する人が増えます。
言い換えると、悩んで足を引っ張る人が少なくなるということを意味します。
それは、今よりもずっと高度な世界が始まるということです。
この意味において、決める力を学校で習うということが、もっとも大切なことの1つだと気づくと思います。
そんな社会の実現のために、何が必要なのでしょうか?
子供たちが決めていく力の必要性を感じ、実施していくための教育ではないかと思います。
現代の学校は、国語、算数、理科、社会という風に分類されています。これは、ニュートン力学の発見以降、その物理の力を基準にして、社会に当てはめた結果、学校で分類された最適解とみることができます。
物理の力に、意思の力(現実が変化させる力)が加わった学校教育は、また別途、違った科目が出て来ると思います。おそらく、気づく力、影響力、決める力などの人の意思の力と、人以外の意思の力(お金の力など)に関する教育科目が出てきて、その後に現代の国語、算数、理科、社会の科目が続く形になるのではと思います。
なぜ、国語、算数、理科、社会の前に、意思の力(決める力など)の教育が出るかのお話をします。
現代では、「そもそも、なぜ勉強しなくてはいけないのか?」という子供の質問に答えられる大人は少ないと思います。多くの大人が、「自分の将来の可能性を広げるために、勉強しなくてはいけない」と答えるはずです。正確には、「その子の将来の職業の選択肢を広げるために、勉強する」ということだと思います。
現実を変化させる力の観点を入れると、人生を上手く生き抜くための教育がどうしても大切になってきます。
人生を安定して生きるためには、前述で話したように、「可能性を狭めて、安定する」という決めていく力を学ぶ必要があります。そして、「そもそもなぜ勉強しなくては?」という問いに正確に答えるとしたら、「人生を上手く生きるために、勉強する」だと思います。そのために、必要な科目が抽出されるべきですね。
つまり、勉強とは、「可能性を広げるということ」と「可能性を狭めて、安定する」をバランスよく、取り入れて生きるために、勉強するということになります。
まとめになります。
1つ目は、決める力とは、社会を生きていくのに最も大切な力の1つである。
2つ目は、決めるということは、あなたの可能性を狭めるが、あなたの社会で貢献することが明確になり、かつ、安定する力を得る。
3つ目は、決められないということは、刻々と変化する時間の中で、安定ができず、悩んでしまう。
4つ目は、決めることができる人材が増えると、悩んで足を引っ張っていた人が貢献する人に変わり、高度な社会が始まる。
5つ目は、意思の力を学校教育に取り入れると、人生を上手く生き抜くための教育が確立する
です。わかりにくい文章もあったと思いますが、最後までお読みくださり、ありがとうございました。
意思のちから、決めるちから、そういったものが人の人生を変化させていくことは、本当に感覚的に多くの人が理解していますよね。それが、誰が見てもはっきりと分かるように、その存在が引力と同じように明らかになったらと願っています。 ところで、昔の人はものが下に落ちることに対してはどのような感覚でいたんですか?不思議だと思っていた?それとも当たり前?(気になりました。調べてみよう)
学校教育。私自身、ちょうど学び始めたところでしたので、こちらの投稿を特に興味深く読ませていただきました。
これからの時代を生きていく子ども達や青少年のために、自分は何をしていくのか、考えて、行動していきたいですね。
この短期間の公開中、投稿が増え、成長していらっしゃることに驚きました。動画まで!!
今回はあまり時間がなくひとつひとつの投稿をじっくり読ませていただけず残念でしたが、次の公開を楽しみにお待ちしています。
はい、そう思います。感覚的には、意思の力、決める力が自分の人生を変化させていくことを多くの人が理解していると思います。
もっと人が根本から現実を変化させる力を理解できるように、意思の力を体系的に伝えられたらと思いますが、今は、ある事例からどのように意思の力を解釈できるかという観点で投稿をしたりしています。
誰がみてもはっきりわかるように、意思の力の存在を万有引力と同じように証明できて、本当に広まればよいですね。
多くの人が理解している、は違うか。。 理解している人もいるけれど、殆どの人は分かっていない。そして、なんとなく感じている人がいる、、、 という感じかな。。
意思のちからの内容や種類、強さ によっても変化の中身や度合いは変わってきますね←わたしはそう感じています。
万有引力の例が良いと思います。
ニュートンが万有引力を発見する前にも、人はつるべの動作で井戸の水汲みをしていました。
人は、引力を理解していないけれど、使用できるものは使用するという考えだと思います。言い換えると、人は表面的(つるべの動作)には理解しているけれど、潜在的(万有引力の法則)は理解していないのだと思います。
現在も、意思の力で設計し、実行している人がいると思います。学校で教えてもらっていませんから、気づいた人だけが、どんどん能力開発しているという状態ですね。もったいないです。
意思の力の内容、種類、強さなどは、あると思います。
光で例えるのが、良いと思います。光は、赤い光、青い光などの種類があり、光も強弱の強さがありますから。
自分は、上記のようにとらえています。コメント、本当にありがとうございます。
そっかぁ。。 そうだよな。
と思いながら返信を読みました。光の色や強弱で例えて貰うと本当に分かりやすいですね。意志の力にも、何か目に見えるとか、香りとか、重さ とかあったらいいのに^^;
またHPの公開、楽しみにしています!!!
訪問させていただきありがとうございました。
こちらこそ、訪問してくださり、ありがとうございました。
またHPの公開を始めましたので、よろしくお願いいたします。